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漢方薬と東洋医学と西洋医学の違い

2022.10.07

よく、漢方薬は効き目が遅いからと言われる。

果たして本当にそうなのだろうか?確かに、慢性病の場合は効き目を実感するまで月単位の日数が掛かるのは容易に想像できる。しかし、風邪などの急性病では驚くほど素早く効き目を実感できることが良くある。中には、口に含んだ瞬間にこれは効きそうだと実感出来ることがある。考えてみれば、漢方の古典である傷寒論は急制熱性病の治療に関して述べてある。からして当然と言えば当然である。

また、西洋医学は検査によって病名がつく。裏を返せば、検査値に異常がなけれれば治療を行うことが出来ない。しかし、東洋医学は検査値に異常がなくても、自覚症状があれば治療を行うことができる。つまり、病院で異常なしと言われても、東洋医学では苦痛をとることが出来るのである。ここは大きな強みである。

そして、西洋薬は単一の成分で構成されている場合がほとんど(副作用がある)だが、漢方薬は複数の生薬と成分で構成されていて、複数の成分が組み合わされることにより、副作用が軽減され効き目がマイルドであるとも言えるのではないでしょうか。

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