トップブログ・コラム

腸内環境と漢方薬の関係

2024.10.11

 腸活、よく耳にすると思います。当に、腸内の環境を良くする活動と言えましょう。

 そして、腸内環境が乱れることによって様々な弊害が出てきます。アレルギーに悩まされることもあれば、免疫力が低下したりします。その兆候として、胃がもたれやすい・便秘がちになる・大便やガスのニオイが気になるなどの胃腸症状が現れます。腸内環境が乱れているサインです。

 腸内環境を良くするためには、脂っこい食事や食べ過ぎ飲み過ぎを慎む、そして加工食品を極力避ける必要があります。食品添加物は、腸内の善玉菌を死滅させて腸内環境のバランスを大きく乱す一因となります。むやみにコンビニ食に頼らないことが肝心です。その上で、重要なことは腸内細菌の善玉菌を育てることが必要となります。

 腸内細菌を育てるためには、漬物やチーズなどの発酵食品を積極的に摂ること。これらは、善玉菌を含んでいます。そして、もう一つは善玉菌の餌となる食物繊維やオリゴ糖を積極的に摂ることにあります。食物繊維と言えばやはり野菜。野菜は、三食しっかり摂りたいですね。カリウムを含むので、高血圧対策にもなります。

 そして、やっと本題なのですが。漢方薬が効かない人がいます。それには、腸内環境が影響していると言われています。なぜこの様なことが起こるのでしょう?漢方薬の成分は、糖類と成分が結合した配糖体と言われる形で存在しています。腸内環境が乱れていると、糖類と成分の結合を切断することが出来ず、有効な成分を吸収出来なくなると言うことになります。

 ということで、私たち漢方を生業としている側としては、腸内環境を避けて通ることが出来ません。

 写真は、当店で扱っている腸内環境を改善するお薬「新コンチーム錠」です。

まずはお気軽にお問い合わせください

TEL. 075-202-3052 / FAX. 075-201-3682

お問い合わせ