漢方薬は、色々な疾患に対応しています。
その中で、あっと驚く使い方を紹介いたします。
それは、骨折・捻挫・打撲に対応可能と言うことです。例えば、どこかに足をぶつけたりした時にアザができたり内出血することが良くあると思います。それは、結局は血が滞っている状態ですね。このような状態を東洋医学では瘀血と言います。東洋医学では、気血水の過不足や順調に体内を巡っているかを非常に重視します。
実際に、骨折など症状が強い場合は作用の強い処方を用いることが鉄則です。処方例を挙げると、通導散・治打撲一方・桃核承気湯などの非常に瀉下作用の強い処方を用います。(ただし、怪我をして間もない時から投与が肝心)そして、もう一つ重要な点は下すまで続ける事です。
ただ、薬を服用することで、骨がくっつくわけではないので勘違いされませんように。確実に治りが早くなります。